「せっかくの旅行なのに、観光地が人だらけで疲れてしまった…」そんな経験はありませんか?有名な観光スポットはやはり混雑しがちで、写真を撮るにも行列に並ぶにも一苦労です。しかし日本には、まだ多くの人に知られていない絶景スポットや、観光客が少なく落ち着いて楽しめる「穴場」がたくさん存在します。
この記事では、国内旅行で訪れたいおすすめ穴場スポット10選を、エリア別にご紹介します。さらに、混雑を避けて快適に旅行を楽しむための具体的な方法も合わせて解説しますので、次の旅行計画にぜひお役立てください。
穴場スポットを旅行先に選ぶメリット
穴場スポットを旅行先に選ぶ最大のメリットは、何と言っても「混雑を避けられる」ことです。有名観光地はシーズン中や週末に非常に混雑し、写真を撮るだけでも順番待ちになることがあります。一方、穴場スポットは人が少ないため、自分のペースでゆったりと観光を楽しめます。
また、穴場スポットは宿泊費や飲食費などのコストが有名観光地と比べて安い傾向があります。人気エリアのホテルは繁忙期に価格が跳ね上がりますが、穴場エリアなら同じ予算でより上質な宿に泊まれることも多いです。さらに、地元の人々が普段通りに生活している場所を訪れることで、その土地の本当の文化や食を体験できるというのも大きな魅力です。
国内おすすめ穴場スポット10選
①長野県・開田高原(かいだこうげん)
長野県木曽郡木曽町にある開田高原は、御嶽山を望む広大な高原地帯です。北海道を思わせる雄大な景色が広がり、特に夏から秋にかけての緑と紅葉の絶景は息をのむほどの美しさです。観光客は軽井沢や上高地に比べて非常に少なく、静かな自然の中でのんびりと過ごすことができます。地元名物の開田そばはぜひ食べてほしい一品。とうもろこしや野菜の直売所も多く、新鮮な農産物の買い物も楽しめます。
②茨城県・大洗磯前神社と大洗海岸
茨城県大洗町にある大洗磯前神社は、海の岩礁の上に鳥居が立つ絵になるスポットとして知られています。しかし、その美しさの割には観光客が少なく、ゆっくりと神社と海を楽しめます。早朝に訪れると朝日と鳥居が重なる幻想的な景色が見られることもあります。近くには水族館「アクアワールド茨城県大洗水族館」もあり、家族連れにもおすすめです。
③岐阜県・付知峡(つけちきょう)
岐阜県中津川市にある付知峡は、清流と奇岩が作り出す自然美が素晴らしい渓谷です。青く澄んだ水が流れる川沿いには遊歩道が整備されており、ハイキングやキャンプも楽しめます。夏には川遊びスポットとして地元の人々に愛されていますが、県外からの観光客はまだ少なく、穴場感があります。近くには温泉施設もあり、一日中楽しめるエリアです。
④島根県・津和野(つわの)
島根県の山間部にある津和野は「山陰の小京都」とも呼ばれる歴史情緒あふれる城下町です。石畳の道沿いに掘割が走り、そこに無数の鯉が泳いでいる光景は、まるで絵画のよう。しかし同じ「小京都」でも京都本家と比べると人出は驚くほど少なく、静かに散策を楽しめます。太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)の千本鳥居は、圧巻の景色を誇ります。
⑤山形県・銀山温泉
山形県尾花沢市にある銀山温泉は、大正ロマン情緒あふれる温泉街として近年人気が高まっています。しかし規模が小さいため、人気の割には落ち着いた雰囲気が保たれています。夜になるとガス灯が灯り、川沿いに並ぶ木造多層の旅館が幻想的な光景を作り出します。アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとも言われており、ファンにはたまらないスポットです。冬の雪景色は特に美しく、一度は訪れたい絶景です。
⑥愛媛県・下灘駅(しもなだえき)
愛媛県伊予市にある下灘駅は、海に一番近い駅として知られ、駅のホームから見える夕日と海の景色が絶景です。かつてはほとんど知られていない穴場でしたが、近年SNSで話題になり訪問者が増加しています。それでも都市部の観光地と比べればまだまだ静かで、のんびりと絶景を独り占めできることも多いです。電車の本数が少ないため、時刻表を事前に確認してから訪れましょう。
⑦北海道・美瑛の丘(びえいのおか)
北海道上川郡美瑛町の丘陵地帯は、パッチワークのように色とりどりの農作物が植えられた丘が広がり、まるでヨーロッパの田園風景のような景色が広がります。富良野と合わせて観光するのが定番ですが、美瑛の中心部から少し離れた農道沿いの丘は観光客も少なく、北海道らしい広大な風景を静かに堪能できます。特に夏(7〜8月)は花畑と青空のコントラストが美しく、訪れるベストシーズンです。
⑧兵庫県・竹田城跡(たけだじょうあと)
兵庫県朝来市にある竹田城跡は、「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれ、雲海に浮かぶ石垣の城跡が圧巻の光景を作り出します。一時期メディアに取り上げられて大混雑した時期もありましたが、近年は落ち着きを取り戻し、比較的ゆっくり見学できるようになっています。雲海が出やすい秋(10〜11月)の早朝がベストシーズンで、幻想的な景色を堪能できます。
⑨大分県・九重”夢”大吊橋と九酔渓(くさいけい)
大分県玖珠郡九重町にある九重”夢”大吊橋は、歩道橋としては日本最大級の高さを誇る絶景スポットです。橋の上から見下ろす震動の滝と紅葉の景色は圧倒的です。近くに広がる九酔渓は紅葉の名所でもありますが、同じ九州内の有名観光地(湯布院など)と比べると人出は少なく、落ち着いて絶景を楽しめます。温泉地としても有名で、豊富な湯量を誇る黒川温泉も近くにあります。
⑩沖縄県・久米島(くめじま)
沖縄本島から西に約100kmに位置する久米島は、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチが美しい離島です。那覇から飛行機で約35分と意外とアクセスも良く、それでいて観光客は本島や石垣島と比べて圧倒的に少ないです。「はての浜」と呼ばれる砂浜だけの無人島は、まさに南国リゾートの理想像。シュノーケリングやダイビングも楽しめます。
混雑を避けて旅行を楽しむ5つの方法
①平日・オフシーズンに旅行する
最も効果的な混雑回避策は、旅行する時期をずらすことです。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの大型連休は、どんな観光地も混雑します。その前後の「ずらし旅」や、平日を含む旅程にするだけで、混雑を大幅に避けることができます。また、春や秋のハイシーズンを外した真夏・真冬の旅行は、宿泊費も安くなることが多いです。
②早朝・夕方に観光する
観光客が最も多いのは午前10時〜午後4時の時間帯です。早朝(開館直後・日の出前後)や夕方(閉館1〜2時間前)に訪れることで、人が少ない中でゆっくりと観光できます。特に人気の神社仏閣や自然スポットは早朝が格別で、清々しい空気の中で観光を楽しめます。
③旅行情報を下調べしすぎない
「○○のベストスポット」「絶対行くべき観光地」といった情報に縛られすぎると、結局同じ場所に人が集中してしまいます。地元の観光案内所で聞いたり、地元の人に紹介してもらったりすることで、ガイドブックに載っていない本当の穴場スポットに出会えることがあります。
④交通手段を工夫する
多くの観光客はバスや電車の主要路線を利用するため、路線から少し外れた場所はぐっと人が少なくなります。レンタカーを利用すれば、公共交通機関が届かない穴場スポットにもアクセスできます。また、自転車でのんびり移動することで、道中の風景や隠れたスポットを発見できることもあります。
⑤宿泊先を観光地の中心部から少しずらす
観光地の中心部にあるホテルや旅館は高価なうえ、周辺も混雑していることが多いです。少し離れたエリアに宿泊することで、価格を抑えながらも、観光地へのアクセスを確保できます。また、宿泊エリアならではの魅力(地元のグルメや文化)に出会えることも多いです。
穴場スポットを旅行するときの注意点
穴場スポットの多くは、観光インフラが整っていないことがあります。飲食店やコンビニが少ない場合もあるため、食料や飲料水を事前に準備してから出発することが大切です。また、公共交通機関の本数が少ない場所も多いため、レンタカーや時刻表の事前確認が必要です。
さらに、穴場スポットが人気になりすぎると、自然環境や地域の生活に影響が出ることがあります。マナーを守り、ゴミを持ち帰り、地元のルールに従った旅行を心がけましょう。SNSへの投稿も、場所の特定情報を過度に広めないよう配慮することが、穴場スポットを守ることにつながります。
まとめ
今回ご紹介した国内穴場スポット10選は、いずれも「混雑が少ない」「本物の日本の自然・文化を楽しめる」という共通点を持っています。有名観光地ばかりを回る旅行も良いですが、たまには人混みを避けた「静かな旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
旅行は「どこに行くか」だけでなく「どう行くか・いつ行くか」でも大きく変わります。今回ご紹介した混雑回避の5つの方法を組み合わせることで、より充実した旅行体験が生まれます。ぜひ次の旅行計画の参考にしていただき、あなただけのとっておきの穴場スポットを見つけてください。
次の記事では、「旅行費用を半額にする!節約旅行術の完全マニュアル」をご紹介します。旅行コストをしっかり抑えながら、充実した旅を実現するヒントが満載ですので、ぜひ引き続きご覧ください。


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